サンレーブスじゃないよ 東京サンレーヴス対トライフープ岡山
寒川といえば一般的には旧相模国にある神社の中で最も格の高い一之宮であるところの寒川神社があるとこです。じゃあマニアックに言うと何があるのかと聞かれると特には思いつかない。
えーと東日本にある「町」の中では1番人口が多いそうですよ寒川町。だからどうしたと言われても困る。
酒飲み的には隣にある香川駅の近隣に湘南ビールとか日本酒の天青を醸している熊澤酒造があって、酒造に隣接のレストランに行くとフレッシュな日本酒やクラフトビールやら飲めて楽しいからみんなで行ってね。まあもはや寒川町じゃなく茅ヶ崎市の話なんですけども。
で、JR相模線に乗って寒川に来ましたよっと。
駅から1キロほど歩いてシンコースポーツ寒川アリーナ(寒川総合体育館)に到着。
日時はもうちょい整列出来なかったのかが気になる看板・・
アリーナに入るとこんな感じ。
キャパ1500人とかそんな感じかな?
と思ったら1506人だそうで。(ウィキ調べ)
サン・クロレラ様のブースにワタナビー様の看板が鎮座されてました。
サン・クロレラ製品を買うとワタナビー様のクリアファイルプレゼントキャンペーンあり。
遥天翼プレイヤーズデイということで天様トレーディングカードと、スポンサー様ご提供と思われる洗濯槽をクリーニングしてくれるやつが先着で配られてました。
あとなんかタイムアウトの時の企画か何かでもんじゃ焼きのもとを貰ってびっくりした・・
ちっちゃいコテもついてる本格的なやつ。
試合開始直前までは天井の照明が絞ってあって、フロア等にあるライトを併用してた関係で練習中の写真を撮るのがだいぶ困難な感じでした。
比留木くんがDNPで残念だったけどセクシーなスーツ姿がたくさん撮れたのは良かった。
試合は一進一退を繰り返す締まった試合展開でギリギリトライフープの勝利。声出しまくったから喉ガサガサですわ・・
天様の悔しそうな表情が印象的でした。
変換めんどくせえんだよ!対三遠ネオフェニックス戦プレビュー
その1 とにかく変換できない
今週末の大阪エヴェッサは三遠ネオフェニックスとの対決です。
僕が伝えたい事はただ一つ。三遠ってなんだよ一発で変換できねーんだよ!ということです。おわり。
辞書登録しろ?意外とめんどくさいんだよ辞書登録ってさ。はいはいしましたよっと。
ちなみにスマホキーボードアプリのSimejiなら三遠が変換できてたけどiOS13の不具合で勝手キーボードの動作がクソ遅いわけで、この無駄な冒頭の話に繋がってるわけですね。どうでもいいですね。
その2 エヴェッサも優勝したことあるんだよ多分
で、三遠って何だって話なんですが三河遠州の略の造語ってことなんですね。あら、ご存知で。
bj時代の浜松・東三河フェニックスといえば3回優勝したことのある強豪で華やかなイメージ・・
あ、大阪エヴェッサさんも3回優勝したことあるんですよ!今は見る影(自主規制)
Bリーグ参入以降の三遠というとチルドレスというかアフロというかチルドレスのイメージが強いですよね。
戦術的にはエクストラパス(ボールマンがシュートできる状態から、よりフリーの選手にパスをしてワイドオープンの状態を作るパスのこと)を多用するパスバスケのチームという印象でした。
今季は東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)や海外のチームを率いた実績のあるロウサムHCが就任し、新たな船出を切ったのですが・・
悪夢の開幕10連敗を喫し大阪戦を前にしてロウサムHCは早速解任されてしまいました。
内部昇格の河内HCがどんな采配をするかは未知数ですが、就任直後で自分の色を出すのは不可能に近いと思われるのでおそらくこれまでと同じ戦いになるものと思われます。
その3 ターンオーバーが多いチームには親近感を覚える
三遠のここまでのスタッツを見てとにかく気になるのはとにかく守れないチームなのだということをとにかく言いたいです。
ディフェンシブレーティングは高い攻撃力とザル守備でBリーグ界隈を震撼させているシーホース三河より少しだけマシな17位(大阪は6位)
トータルリバウンド数も最下位(大阪3位)、ターンオーバー数も最下位(大阪10位)と守備スタッツ的には全くいいところがありません。
ちなみにカッコ大阪を後ろにつけてるのは単に比較のためであって何かを自慢する意図はなく、単に三遠のスタッツが良くないだけの話です(結局悪意ある付け足しをする)
どの種類を決められているかのスタッツを見るとインサイドペイントのシュートを約6割と高い確率で決められてしまっているのが目につくところ。(大阪は5割ちょっと)
ターンオーバーからの失点が多くリバウンドも弱くペイントもあまり守れない、となると大阪エヴェッサとしてはかなり与しやすい相手であると言えます。
その4 あんまり悪いことばっか言うのもね
良いところも書いておこう。怒られるから。
今季はかつてのエースシューター田渡修人が渋谷に移籍したにも関わらず、スリーポイントシュートの確率が昨季より高くチームで36%を誇ります(大阪は32%)
特に川嶋、寺園、西川の3人は40%を超える成功率を誇り、大阪としては外のケアをすることが求められます。
外国籍のイーバンクスも37%ほどの成功率があり多投してくるため出場するのであれば注意が必要かと。
その5 ゲームチェンジャーの存在
と、ここまで読んだ人は大阪楽勝で2連勝じゃね?と思ってる・・かどうかは知りませんが、昨季の三遠に関して面白いデータを1つ。
ある時 21勝29敗(勝率42%)
ない時 01勝09敗(勝率10%)
そう、551の豚ま・・じゃなく鈴木達也その人です。
去年も鈴木達也がベンチにいなかった試合はほぼ勝てなかったんですね。
今節の大阪エヴェッサ戦で復帰するかどうかは全く不明ですが、目に見える数字ほど簡単な相手ではない、あと三遠の変換めんどくさくなくなったよ登録したから!ということを言って締めくくりたい。
今季の大阪エヴェッサについてデータを見ながら語ってみる
天日ヘッドコーチを迎えて走るバスケを標榜する大阪エヴェッサさん。
本当にスタイルが変わったのか昨季と今季のスタッツを見ながら語ってみたい。
その1 去年を思い出してみる
去年の大阪エヴェッサはORtg(オフェンシブレーティング。100ポゼッションあった時に何点取れるかの指標)がB1チーム中最低。
DRtg(ディフェンシブレーティング。100ポゼッションで何点取られるか)が5位と、
極端に攻撃が悪く守備はそれなりに良い、というチームでした。
スリーの確率が12位とさほど高くないのに試投数がリーグ2位だったり、リバウンド王のハレルソンがいるのにチームリバウンド数だと11位だったりとチグハグなところが多く、
例えるならおでんの具を買ってきてカレーを作ってしまったような、編成と采配とのミスマッチを感じるシーズンだった、と思います。
チーム成績自体も西4位、全体12位とCSは無理だけど降格も関係ない、なんというかパッとしない結果でございました。あ、別に降格に関わってドキドキとかしたくないです。
その2 今年の編成
今季は新加入を加えて以下の編成となりました。
PG 伊藤、合田、畠山
SG 長谷川、橋本、今野
SF アイラ、藤髙
PF リチャード、小阪
C ハレルソン、オマラ
基本的に天日さんの希望により走れるメンバーを揃えた、との話でしたね。
その3 それで実際どうなのよ
速攻に関するスタッツはポインツフロムターンオーバー(PfT)とファストブレイクポイント(FBP)の2つ。
PfTは一試合あたり10.5→13.1と2.6点増加。
FBTは一試合あたり6.4→13.0と倍に。
天日HCが志向してるように速攻については今のところ成功している、と言ってしまっていいと思います。
なおファストブレイクポイントについては千葉やアルバルクよりも高い数値となっています。
(ポインツフロムターンオーバーは千葉やアルバルクの方が大阪より上。データないから想像だけど千葉やアルバルクはトランジションでスリー打つけど大阪はほぼペイントアタックだからな気がする)
余談ですが北海道はDRtg2位でファストブレイクポイントが1位の堅守速攻を体現しているチームとなってます。意外。
先週末のレバンガ戦ではかなりファストブレイクを出される結果になりましたが、単にレバンガがそれを得意としてるチームだった、という話ですわね。
その4 ついでに他のスタッツも見てみた
去年から大きく変わったスタッツについても書いておきたい。
1、リバウンド数
上でリバウンド王がいるのにトータルリバウンドがしょぼいチームだったと書きましたが、アイラの加入により外国籍二人プラスアイラの時間が伸びたこともあり、チームリバウンド数は3位に向上。
オフェンスリバウンドは12位と低く、チームとしてあまり取りに行っていないものと思われます。
2、アシスト数
現在アシストランキング2位の伊藤達哉の加入もあり、昨季18位だったアシスト数が4位に向上。
3、ポイントインサイドペイント
ペイント内での得点が昨季から約7点向上。
リバウンドの強さもあり、ペイント内での強さはかなりあるチームだと言えると思います。
4、スリー
確率は大差ないものの、試投数が約4本減少。
主戦PGが木下→伊藤に変わった影響もあるかとは思いますが、よりインサイドよりチームになった説の補強になるものと思われます。
まとめ
今年のチームについては去年に比べて外角よりはインサイドの強みを強調したチームで、かつ速攻に強い走るチームになった、と現時点では言ってしまっていいと思います。
DRtgは昨季とそこまで変わらない順位なんですけど、昨季最下位だったORtgが改善しているか?というと16位とそれほど改善してるとは言い難い。
速攻は得意だけど速攻を止められた時や、相手の攻撃が成功した後は当然速攻なんてできないため、秋田や北海道などの相手の守備がすごく硬い時や、京都のような攻撃力があるチームとの戦いの時は速攻を出しづらく、ハーフコートオフェンスになった時にどう攻めていくか?が今季の課題になっていくものと考えます。
エヴェッサを見てる皆さんはご存知の通り、ハーフコートオフェンスになると外国籍丸投げモードになりがちで完全読まれてるよねっていういつものやつでね・・いつ解消されますかね・・
ちなみに便宜上攻撃と守備を分けて語ってるわけですが、ご存知のようにバスケのそれはつながっているわけで、守備がうまく行けば速攻を出しやすいし攻撃がうまくいかなければ守備が難しくなるのです。
なので速攻、走るバスケを本当に完成させるためには守備をもっと頑張ったり攻撃の完成度も高めないといけない、チャンピオンシップは見えてこない、ということですね。
これからの大阪エヴェッサに期待しましょう©️たつを
いいアリーナって何だべ その2 ハンナリーズアリーナ
贔屓の大阪エヴェッサのお隣のチームだけど、あんまりライバル感ない京都ハンナリーズのホームアリーナ、ハンナリーズアリーナについて。
・アクセス
阪急西京極駅から歩いて10分もかからない好立地。隣には京都サンガのホームスタジアム、西京極スタジアムもあります。
ただ、駅からの道がかなり暗く、ナイトゲームの時はハンナリーズアリーナに着く頃には顔面が涙でぐしゃぐしゃになります。ハンカチ持っていかないと。
嘘です。あ、暗いのはほんと。
・設備面
ハンナリーズアリーナの建物自体は築56年くらいと古く、2014年に大規模改修され今の姿になったけと、作りはどうしても古く一般用トイレを選手が使ったりとかする。
ハンナリーズアリーナの構造で良いなと思うのは2階のエントランスから入りグッズ売り場などがあるホワイエを抜けるとすぐこの景色が目に飛び込んでくること。(※去年の写真)
割とどの席でも割と見やすいアリーナだけど、ほとんどの試合でアウェイゴール裏はひな壇が組まれないため、アウェイのゴール裏の二列目以降は観戦しづらい・・
アウェイ民のためにコストはかけない姿勢がかっこいいですね(ぼうよみ)
それと、会場が全体的に暗め。や、雰囲気がとかじゃなく、物理的に。
個人的には気にならないけど若い女性なんかはちょっと・・・っと思うこともあるとの話。(伝聞)
・演出面
お金がないためかハーフタイム等のイベントは質素気味で、ゲスト等が来ることもあまりない印象。
そろそろ怒られるな・・・
チアのはんなりんとマスコットのはんニャリンは人気が高く、良くも悪くもそれに頼っている感じだがここは賛否両論かなあ。余計なゲストなんぞいらんって意見もあると思うので。まあ稼ぐ(しつこい)
ハンナリーズといえば熱いブースターが多いことで有名ですが、ホームの雰囲気は割と普通で、 応援しないと斬り殺されるようなことはありません。(そらそうよ)
・アリーナグルメ
はんニャリンコラボカレーがオススメ・・というかそれ以外はあんまり店を置くスペースがないからかピザとか唐揚げとかの普通のが売ってるだけというところ。
西京極からの道にも飲食店があるわけではないので全員はんニャリンカレーを食べるべきだと思いました。
・まとめ
B1所属チームでは何故か最低の観客動員のハンアリだけどアクセスは結構いいしチームもまあまあ強いし行ったら楽しいからみんな行ってね💙
はんニャリンカレー食べてね💙(まわしもの)
いいアリーナって何だべってお話、その1
おおきにアリーナ舞洲が最高!
だって大阪エヴェッサのホームだから!
エヴェッサが!すきだから!©️チャンドンゴン
えー、冗談は置いといて
関西圏と関東のアリーナにはそれなりに行ったわけですが、良いアリーナって何だろうと思うわけですよ。
ということでこれまで行ったアリーナについてここが良かった悪かったってことを書いてみたい。
大阪エヴェッサのホームアリーナ。
日本一のアリーナだよ!なぜなら(割愛)
・アクセス面
大阪市の人工島、舞洲にあり夏はSUMMER SONICの会場として使われることも有名。舞洲にはセレッソ大阪の練習場、オリックスバファローズの本拠地及び二軍球場があったり、高校野球の県大会で使われており、スポーツ関連施設が充実している。
タイミングが合えばセレッソの練習見るついでにエヴェッサの試合を見たりオリックスの二軍ついでにエヴェッサといったハシゴも可能だよ。
公共交通機関でのアクセスはBリーグ全体でもかなり悪い方で、JR桜島か大阪メトロ中央線コスモスクエア駅からバスで15分ほどかけて行く必要がある上、この北港観光バスは今日日珍しいICカードが使えない仕様という初見のアウェイ民殺しアリーナといえる。日曜はコスモスクエアからのバスが1時間に1本なのもなかなか。
帰りはスポンサーパワーで無料シャトルバスが出ているので割と楽、車だと大阪市内からすぐなので駐車場も多くむしろ便利だったり。
・施設面
オリンピックを大阪に招致する構想があった時に建設された建物だったこともあり、施設面はかなり充実。最大7300名程度収容できる広いアリーナで、席の傾斜もよく、極端に端の方でない限りはほとんど全ての席で観戦がしやすい。バスケを観戦する上においては贔屓目なしに最高のアリーナのひとつであろうと思える。音響も良い。
弱点はトイレで、いまどき和式・・
女性や外国人はもちろん、子供も和式便器使ったことない子もいるんじゃないかしら。
ホワイエもちょっと手狭かな・・
・演出面
演出をチームラボが監修しており、プロジェクションマッピングやラボボールを使った演出は千葉ジェッツと並んでリーグ最高レベル。
チアが2018-19シーズンから歌を歌う半分アイドルみたいな形式になったのは賛否両論かなあ。シーズン最終盤に歌詞カードを配るようになったらしいので来季も同じ方向性なのかしら。
最初はかなり評判よくなかったけど結構頑張ってたのかなあとは思ったり
ハーフタイムはモノマネ芸人やDJ KOO様(来た時無敗)、SHINGO☆西成や寿君などの大阪のアーティストなどが中心。
MCのたつを氏はアウェイブースターにも配慮があり、最高のMCの1人だと思ってる。
・まとめ
行きさえすれば凄くいいけどアクセスがね・・と一生言われるアリーナ。
みんな行ってね😉
シーズンも終わったので大阪エヴェッサの今期の成績について考えてみる。
2018-19シーズンも終わったので今季の大阪エヴェッサについて振り返ってみよう。
ブログを再開するキッカケにもなるしね。
・体制について
今季の大阪エヴェッサは、みんな大好き僕も大好き桶谷大HCと昨季で契約満了し、HC初就任となる穂坂さんをHCに、前年度チャンピオン、アルバルク東京の冨山コーチをACに、清水GMは続投、と云う形の首脳陣でした。
選手は澤邉、安部が桶さんとともに仙台89ersに移籍、チームの精神的支柱になってくれていた寒竹くんが琉球ゴールデンキングスに移籍。
新加入としては新潟より畠山くん、福岡から帰化選手のファイパプ月瑠、新人選手として長野選手の補強を行いました。
外国籍は1シーズンぶりに渋谷からジョシュ・ハレルソンが復帰。
また、エースのエックスことエグゼビア・ギブソンが昨季途中の復帰から継続での契約となりました。
17-18シーズンはトレントプレイステッドの怪我やグレッグスミスの期待外れと怪我などにより、島根に次ぐ大量の外国籍の入れ替えを敢行してしまい、チームも低迷を極めたという「クスリ」が効いたのか、実績のある外国籍選手を獲得した、という色合いが濃い布陣となりました。
どの程度誰に人事権があるのか、ということは僕らにはわからないのですが、今季の大阪エヴェッサで穂坂冨山両コーチが指向したのは、ディフェンスを頑張って、スリーポイントを多投する「3&D」でした。
実際、昨季に比べると1試合5本多くスリーを試投し、2PTはその分減ってます。
HCおよびACが新任で、GMまで変えることはリスキーであったのか?
その辺はわかりませんが、3&Dを実行するために必要な戦力を集めたわけではなかったように思えます。
桶さん体制の時に組んだ契約が残っていた、とかもあるでしょうし、与えられた素材に応じた料理方法がなかったのかな、という疑問などは残りますが。
思えばここから今季の大阪エヴェッサの躓きがはじまっていた・・・のかな。
・シーズンの前に
帰化選手、パプの加入もあり、実績ある畠山、ハレルソン、エックスを獲得しての期待されたシーズンインだったのですが、8月に日本人エースとなる予定だった橋本拓哉選手が日本代表としての活動中に買春行為を犯してしまい、一年間公式戦に参加できないという事態となってしまいます。
その辺は当時書いた記事を再アップしたので読みたい方はどうぞ。
ラブレターみたいな内容だけども。恥ずかしいね!
・怪我人の続出
幸先よくレバンガ北海道との開幕戦に勝った大阪エヴェッサですが、2戦目にエックスがシュートブロックしようとしてバックボードを強打した結果、指を骨折してしまいます。ジャマールソープを緊急補強し、最初の5戦では4勝1敗といい滑り出しをしたけれど、名古屋琉球千葉川崎京都と強豪との対戦が続くなか、熊谷や木下選手が怪我でいなくなっていく負の連鎖に陥ります。
結果、50試合以上出たのはパプと藤髙、今野、ハレルソン、畠山とルーキーの長野のみで、スリーの確率が高い合田、木下の両ガードや得点源のエックスを欠いたまま戦うことを強いられ、怪我に泣いたシーズンとなってしまいました。
・守備を固めるも攻撃がうまくいかない日々
今季のエヴェッサのオフェンスレーティングは全チームでも最低で、攻撃がうまくいかないために守れなくなる・・・というシーンも多くありました。
たしか2018年末くらいまではディフェンスレーティングが全チーム1位に近い数字だったのが、合田やエックスの離脱により攻撃力が下がったことにより、守備も崩壊してしまう試合が散見されるようになっていきました・・・
最終ディフェンスレーティングは5位。そもそも合田もエックスも守備が比較的上手い選手だ、ってのもあります。
千葉や名古屋、富山、新潟などスピードがあるガードがいるチームとの戦績が極端に悪いのも、マズい攻撃の終わり方をし、ファストブレイクを食らってしまうことが原因だったように思います。
ファストブレイクを食らうのを嫌忌してか、誰かがスリーを打ったらだれもオフェンスリバウンドにいかず攻撃が単発で終わるようなシーンも多く見られ、これは来季コーチ体制が変わらないのであれば修正して欲しいところではあるかな。
見ててイライラするし。アレ。
・新人は頑張りました
と、ここまで読むとものすごく上手く行かなかったね!みたいな話で終わるんだけど、もちろん良かったところもあります。
まずはルーキー長野の成長。
正直ここまでやるとは誰も思ってなかったんじゃないかしら。
シーズン当初は練習でもフロントコートにすらボールを運べない有様だったとの話が記事であったけれど、実際シーズン最初は出てきてはターンオーバーをするような状態でほとんどPTがありませんでした。
小島選手にやられたい放題だったアルバルク東京戦あたりがきっかけとなったのか、2月あたりから頭角を表しはじめ、最終10試合では全てスターター、1試合あたり6.7pt、スリーの確率も約34%とかなり優秀。福岡戦では10pt10astのダブルダブルを達成するなど、主力として成長を遂げました。スコアリング能力が高いガードの木下さんが同じチームにいるのも成長の助けになったんじゃないかなあと思ってて。あの人も取り出したら止まらないタイプだから。
とりあえず来季もよろしく。
また、特指の吉井も世代間代表に相応しく、チルドレス相手に1on1で仕掛けるなど強気にスコアリングできる良い選手でした。まだ今年3年生だけどプロ入りするとなったら争奪戦必至の選手ですわね。
もう一人の特指、佐々木君は出場時間はほとんどなかったけど身体能力が高く、また見たい選手ではあるなあと。
・まとめ
冒頭にも書いたけれど、「3&D」をやるには選手のリクルートがどうだったのか、適していないのであれば他の戦術はなかったのかという疑問は消せず、焼きそばの材料でカレーを無理やり作ろうとしてる・・・みたいなシーズンだった2018-19シーズンの大阪エヴェッサ。
スリーが上手く決まった試合は栃木など強豪にも勝つけれど、決まらない日は順位が低い相手にもコロっと負ける博打要素の強いチームとなってしまいました。
来季に向けての明るい材料なんかはそれなりにあって、それなりには楽しめたのかな。来季はコーチ陣の戦略にあった戦力を揃えてもらいたいところ。
最終戦に勝ったからとりあえず気分がいい(お気楽)
これで穂坂HCを切ったらずっこけるけど・・・
ちなみにアウェイでめちゃくちゃ弱く、個人的には1勝7敗でした。ひどい。
1勝もホームでの・・(死亡)
来季は関東アウェイ全勝でよろしく!
初船橋アリーナ 千葉ジェッツ対大阪エヴェッサ
試合結果が何とも・・・だったせいで筆が重い(スマホだからフリックが重い?)。
カントー地方のエヴェッサブースターである僕にとっては今期初めてのエヴェッサの公式戦。
ジェッツのホームゲームでまず感心したのはそのアートワークの統一性。
船橋日大駅を下りたらジェッツの装飾がバッチリ施してあって、
それぞれアートワークが一定の方向で統一されてる。クール。
ゲームデイプログラムもそうだけど、一定のルールに従って統一してるのが素晴らしい。
ゲームデイプログラムとか、個別の広告とかで良いものって他チームもあると思うんだけど、ここまで全体が調和しててかつクールなのって他にあるのかな?デザイナーの端くれみたいなことをやってるから他にあるなら見に行きたい・・・
意外だったのはジェッツも結構な数のボランティアを使ってること。
下品な話だがジェッツくらい利益出してるならスタッフにも還元した方が経済としては健全なんじゃないのかなって思うんだけどなあ。経営的に苦しんでてボラないと回らないようなチームならともかく。
結構な人数がいるように見えたから、これをスタッフにすると儲けにダイレクトに響くのは理解できるけど、いつか辞める日が来るのかな。これ。
贔屓のエヴェッサも学生バイトだかインターンだかを結構使ってる印象だけど、あれってバイト代とか出てるのかな・・
試合前練習では長野くんが最初に来てシューティングしてた。
ネゴ、キノさんのベテラン組が二番手。
アップ中のシュンキくん。
ジョシュ。
開幕時混みすぎてて話題になったフードコートはドリンクとポップコーンを別にするとかの改善を経てそれほどの行列ではないように改善されてた。スーベニアカップやケースはそれほど価格が上がるわけでもなく、ナイスなお土産がつくので全球団真似して欲しいぐらい。
トイレのこれはなんだろうなあ・・
男子トイレにこういうのあるの珍しい。おもてなしやね。
会場演出は悪名高い音響のデカさは改善されたようで思ったより気にならなかった。
会場の天井あたりのデザインが音響を考えてないと思われるので、音を響かせるためにデカく鳴らすしかないんだと思われるんだよな、ここ。
ただ、コートインスペクションだけバカみたいにうるさかったのでそれはやめて欲しいところ。
プロジェクションマッピングもあり、エヴェッサもやってるからまあビックリはしないけど初めて見たら感動するよね、アレ。
MCリスケくんについてはうーん・・
まあホームゲームだから煽るのは間違いじゃないんだろうけどホームに寄りすぎてるMCは好みでないのよね。敵側のバイオレーションの時にウキウキで言うとかってのが圧倒的に好きじゃない。そう言う意味では滋賀の仙石くんも同じ方向性よね。
余談だが仙石くんのガンバのホームでの、
グアンバアアアアアアアア大阪アアアアアアアア
対
ってアレは笑えるから大好き。
ジャンボくんさん。
エヴェッサのハドル。
ゲストでキティ様が来てたけど脚長すぎませんか・・・
穂坂HCの背中。
エヴェッサの試合だと写真撮ってる余裕がないので試合中の写真とかはない・・
今のエヴェッサは2番3番ポジの選手が不調だとシュートアテンプト自体しなくなって1番と外国籍で試合を作ってしまう事態に陥りがちで、前半3分の1が終わった今、2番3番の皆さんには頑張ってもらいたいところ。
個人的には家族の風邪を少し貰った疑惑もあってあまりブーストできなかったのが心残り・・
12月の渋谷と横浜では声出していきたい。
おまけ スタージェッツの皆さん。品がある感じ。