バスケばっか見てるおじさん日記

バスケばっか見てるマンの観戦記録他。大阪エヴェッサブースターです。

スポーツ観戦の何が楽しいのか

趣味は?と問われたら素直にスポーツ観戦と答えてるんですけど、スポーツ観戦の何が楽しいの、てなことをたまに聞かれることがあるわけですね。

そんな時はスッとiPhoneを出して・・f:id:midoringchan:20191107181716j:image

こうやって納得を得ているわけです。嘘です。

あ、アルバルクチアリーダーズは技術高いから全員見に行くといいのだ。

 

気を取り直しました。

バスケなりスポーツを見る理由は人それぞれだと思うのですが、僕の場合は「筋書きがないから」。

一時は狂ったようにミステリー小説を中心に読書ばっかしてたことがありまして、このミステリーがすごい!とか本格ミステリーベスト10とかに名前が上がるようなやつは大体読んでるわって感じだったわけです。

で、ミステリー小説って殺され役のABCがいて怪しいDと真犯人Eと刑事と主人公と友人とその他モブがいて、お話を膨らませるために各登場人物のエピソードがあって、骨子となるトリックがあって、って大体そんな構造でしょ?

あんまり冊数読んでると作者の仕掛けがどこかを探すのが主眼になって、どうでもいいエピソードとかどうでもいいよってなってくるんですよホント。

作者側も今日日ただ単に人が死にましたさあ誰が犯人でしょう?ではウケないから手を変え品を変えって試行錯誤してるんで、ものすごーく凝った素晴らしい作品とか世に溢れてるんですけども。

なんかそういうのに疲れたの、アタシ。

ミステリーに限らず、スポーツ物の連載漫画にありがちなんですけど大体県代表くらいにはなるわけですよ。主人公チームって。

で、主人公チームがただ勝つ話にできないから一回戦は嫌な奴が相手で二回戦は楽勝だと思ったら誰かがトラブルで出れないとか障害を入れてーみたいな。

アタシ、疲れたのよ。

 

そんな都会で疲れた心にスポーツ観戦がばっちりハマったわけです。都会で疲れたわけじゃないけど。

 

最近書いてるブログの内容を読めばお分かりのように、データ見ながら次はどういう試合になるかなーとか予想しながら観てるんですけど、まあそんなに予想通りとかデータ通りには運ばないんですよね。

先の大阪三遠ゲーム2なんかは太田の意地が前面に出てて、オフェンスリバウンドを大阪の強いインサイドから陣もぎ取って、リバウンドの面では大阪に勝ってたんです。

なのでデータとか予想とか大好きなんですけど、そういうのを打ち壊すような人間の成長や輝きを見たいと思ってスポーツを観ているのかもしれない、とこの記事を書きながら思ったのでした。

 

一応オチと言う名の蛇足をつけておくと要は予想を裏切って大阪エヴェッサくんは優勝していいのよ、でもWin the Championship ってスローガンはバカみたいだから十年くらいネタにするぞ、ということを言いたい。