ジョシュハレルソンさんと伊藤達哉さんありがとうございました 対三遠ネオフェニックスGAME1 レビュー
せっかくプレビューを書いたので答え合わせも書いてみようの巻。
その1 おさらい
三遠戦プレビューをまとめると
・三遠はインサイドの守備が強くない
・ターンオーバーも多め
・スリーは全体的に入る選手が多い
・鈴木達也が出るなら別のチームになるから要注意
ということを書きました。
その2 ハレルソンさんと伊藤さんが凄かったGame1
Game1の外国籍は大阪がハレルソンとオマラ、三遠がデビンイーバンクスとジェシーゴーバンでした。
チームスコアは以下の通り。
・勝敗を分けたのはファール
特に3Qに差が開く結果となったわけですが、北原がこのクオーターに4ファールに到達するなどガード陣にファールが溜まってしまったため伊藤達哉のドライブを全く抑えることが出来なくなり、結果として大阪が自由にスペースを使えるようになったところが大きかった。
三遠は3Q残り3分から全く得点できず、クオーター終了まで12-0のランを喫してしまいます。
大阪は帰化選手のアイラがいるためどうしてもどこかにミスマッチが発生するので相手はファールが多くなりがちで、この試合もそういう試合でした。
チームファールは大阪の7に対して三遠が18。
伊藤達哉が1人で驚異の7ファールドローンを叩き出しており、15点取ったスコアリングもさることながら勝利に貢献した素晴らしい働きでした。
・上手くいっていなかった三遠のインサイド
トータルリバウンド数は大阪38(DR31、OR7)に対して三遠が29(DR23、OR6)。
これだけ見るとそこまで大きい差はないのですが、内容に大きい違いがあります。
正解は次週!はい、嘘です。
一滑りしたところで何かを説明すると、三遠のイーバンクス、ゴーバン、太田のインサイド陣と、大阪のハレルソン、オマラ、アイラのインサイド陣が取ったリバウンドの差なんですね。
大阪の3人が取ったリバウンドが25/37(67%)と取るべき人間がリバウンドを取っているのに対し、三遠の3人が取ったリバウンドは12/29(41%)と、半分を下回ります。(3人合わせた出場時間は大阪の方が4分ほど長いがそこまで大きくは影響しないと考える)
何が問題かというと要はインサイドを大阪に制圧されていたってことなんですよね。
(なおルーズボール取られすぎだろ大阪!って話はある。あんまりルーズボール取りにいかない印象あるんですよね)
ハーフタイム時点でジェシーゴーバンが7点でスコアリーダーでしたが、後半は守備の修正の賜物か1点も取れず。
フリースローのアテンプトも全員で4本に留まりました。(大阪は12本)
インサイドを制圧され、ガード陣が伊藤や合田に翻弄され、試合毎に当たり外れの大きいハレルソンのスリーが当たり日だった・・等が積もり積もって大差となったGAME1でした。
画像やスタッツはBasketballnavidbさんの引用です。