バスケばっか見てるおじさん日記

バスケばっか見てるマンの観戦記録他。大阪エヴェッサブースターです。

ちゃんとしたサラダになったかいぞく 対横浜ビー・コルセアーズ戦プレビュー

あいつ、昔はヤンチャだったけど最近はビシッとスーツ着て真面目に会社に通ってるよなあ・・って感じです。

なんの話かって?お隣の田村さん家の次男のコルスくんのこと・・じゃなく大阪エヴェッサの次の対戦相手横浜ビー・コルセアーズですね。

 

ビーコルとスーツと言えばこういうキャンペーンをやってるのでみんな応募してB-ROSEにエスコートしてもらったらいいのだ。

去年川村プロデュースネクタイ買って当たったけどバックヤードも見られるしなかなか貴重な体験だったわよ。(自慢) 

 

・生まれ変わった海賊

貝賊といえば難波の座裏エリアにある貝料理居酒屋ですね。これからの時期酒蒸しの牡蠣で熱燗の日本酒とか最高でしかないよね。忘年会新年会にどうすか?

えーとなんの話だっけ?あ、ハマの海賊ですね。

 

・いっぱい入れ替えたよ

ビーコルと言えば去年までは守備ができないために安定した試合運びができず、外国籍の入れ替えも落ち着かず、川村や細谷が当たった時には大逆転勝利なんかはあるけどとても強いチームとは言えないチームでした。

トーマスウィスマンはBリーグ最初のチャンピオンになった栃木(現宇都宮)ブレックスを率いていた守備の指導に定評のあるコーチですが、去年の大阪エヴェッサがおでんの具でカレーを作ろうとしたようなチームだって例えをこないだ書きましたけど、去年のビーコルは肉だけ買ってきて30品目サラダを作ろうとしたようなチームでしたね。

複数年契約があるんで編成が必ずしもヘッドコーチの思うようにはならない、ってところが面白くもありますよね。他人事ならな。

ちなみにヘッドコーチが(おそらく)編成担当も兼ねてて予算が無い割に必要な選手を取ってくるっていう意味では京都の浜口炎ヘッドコーチは有能だと思います。1回予算関係なく好きに編成させたらどうなるかは見てみたい気もしますが、それはそれで意外とうまくいかなかったりするのかなって気もね。

ヘッドコーチが編成担当も兼ねてて潤沢に予算があるチームといえば今年ディフェンシブレーティングが最下位の・・え?毎回シーホースをネタにするのを止めろ?

すいませーん。反省してまーす。

 

・減った失点、変わらなかった得点力

去年の主力だった川村や細谷の代わりにアキチェンバースや生原と言った守備がうまく走れるメンバーを補強。

日本人の守備面が改善したのもありますが、ウォッシュバーンとレジナルドベクトンの加入によりインサイドの核がしっかりしたところが非常に大きく、トータルリバウンドは現在リーグトップの値を誇ります。

ここまでの11試合の平均では得点力は維持しながら失点が去年より10点減っており、それにより5勝6敗とBリーグ参入以降では最も高い勝率を維持しています。

 

得点面で見ると川村や細谷と言ったシュート能力の高い選手の放出によりスリーポイント%が32%から28%とリーグ最低の値になってしまいましたが、インサイドペイントシュートの確率が上がったこと、リバウンドの増加によりセカンドチャンスポイントが増えたことでその穴を埋めている格好です。

 

・大阪戦展望

インサイドが非常に強いチーム同士の対戦となるため、リバウンド合戦の成否が勝敗に直結する可能性があります。上で述べたようにスリーポイントの確率が高いチームではなく(ルーキーの秋山と外国籍のゴロマン以外は軒並み20%代)、ビーコルは外のシュートの打ち合いで勝てるチームではありません。

また、帰化選手のモリスの外のシュートがほとんどないため、スリーポイントライン付近でボールマンになった時や、スクリーナーになった時に意外と攻撃の展開がないという去年の大阪のような事態に陥ることがわりとあり、モリスの時間に攻撃が停滞しがちなところがあります。そういう意味では早い段階で外国籍をファールトラブルに陥れたい。

大阪もそうですが新加入が多い為にターンオーバーも比較的多く、走る展開を多く出したいところ。

 

・まとめ

インサイドの外国籍が強く、帰化選手がいて、ターンオーバーからの速攻を狙うという同じようなスタイルの2チームの対戦となります。

大阪はここから強豪と言われるチームとの対戦が続いていくこととなるので、生まれ変わった硬いビーコルの守備を打ち破るかが注目ですね。