修正を打ち破ったのは合田のスリー 対三遠ネオフェニックスGAME2
さて、GAME2です。
前夜敗れた三遠は外国籍をイーバンクスとカイルバローンに、大阪は変更なくハレルソンとオマラで戦いました。
スコアは以下の通り。
スコア的には同じような展開となったのですが、内容は大きく異なります。
・修正をしてきた三遠
昨夜インサイドを制圧されて負けた三遠は大きく戦い方を変えてきました。
それはスリーを多投しオフェンスリバウンドを頑張る、ということです。
スリーの試投数は20から32に増加、オフェンスリバウンドも6から17に増加し、トータルリバウンド数でも43対33と大阪を圧倒しました。
スリーは西川のタッチがよく1Qだけで4本のスリーを沈めるなどしたこともあり、大阪のディフェンスが広がった結果昨夜少なかったファールドローンも増え、前半についてはゾーンディフェンスも機能し修正はうまく行っていたように見えました。
・大阪の修正と、三遠が修正しきれなかったもの
後半になると大阪は今日大当たりしていた西川にアイラブラウンをマッチアップさせます。
守備の良いアイラがつくことにより西川が自由にスリーを打てなくなり、三遠の得点が停滞。
ここの采配が勝敗を分ける分水嶺だったと思います。
GAME1でも三遠のターンオーバー10に対しターンオーバーからの失点は14とあまり褒められた数字ではありませんでしたが、
GAME2ではターンオーバー12に対しターンオーバーからの失点が23と、ほぼ全てのターンオーバーが失点に繋げられてしまいました。
采配自体は基本的に当たっていても実行の部分で上手くいかなかったのかなあ、と。
合田のスリーが6/8と大爆発したことも手伝って大差の勝利を大阪が収める結果となりました。
くどいようだけど三遠は鈴木達也がいるいないで別のチームになるのでいないときに当たれたのは幸運だったなと。
寺園も成長著しいので今のままの成績で終わるようなチームじゃない、と思います。
・伊藤のスリーが地味に大きかった
伊藤達哉はスリーがかなり下手な部類でかなり開けられて守られてしまうことが多いのですが、三遠戦では一本ずつ決めました。
完全に開いたら打つ、3割くらいは入るとなると相手の守り方も変わってくるので、これは継続してもらいたいなあと。
・次は横浜
次は守備のいいチームに生まれ変わったビーコル戦。
結構難敵だと考えてるので楽しみよね。