変化と停滞と 対名古屋ダイヤモンドドルフィンズGame4プレビュー
令和2年になって2週間が経とうとしてるというか経ったことに戦慄を覚えるわけですが、今日はB1リーグ前半の最終戦、対名古屋DDです。
今期4度目の対決で、ここまでは大阪の1勝2敗と名古屋が先行する形。
・発酵か、腐敗か
昨季の名古屋DDは西地区2位、CSで琉球に破れベスト8の結果でした。
今季の名古屋DDは選手の入れ替えをほぼ行わず、昨季までに集めた選手によるチーム力の向上によりCSのセミファイナル以上を目指すべくシーズンインしました。
コーチ、選手ともに大きく入れ替えを行わなかったこともあって開幕前の下馬評は高く、その評判通りに最初の10戦までは8勝2敗と首位を快走していました。
しかしながら、大黒柱のジャスティンバーレルが怪我で2ヶ月ほど不在だったことも響き、残りの18戦では3勝15敗と大きく星を落としてしまい現在は西地区の5位に甘んじています。(現在8連敗中)
発酵と腐敗というほぼ同じことを指す2つの言葉があります。この双子のような言葉の違いは、人間にとって有益か、有害かということです。
メンバーをほぼ変えず今シーズンに臨んだ名古屋は昨季の強みであったスリーポイントが入らず(昨季比で5%ダウン)、今ひとつ強みの見えないチームとなってしまっています。
バーレルやアームストロングが代わる代わる怪我で離脱している苦しい事情はあるものの、意図の見えない若手起用などほかのところに問題があるようにも感じます。
今は飲みごろでない名古屋DDというワインはシーズン終盤に向けて芳醇な熟成のときを迎えるでしょうか。それとも、このまま腐敗していくのでしょうか。
大げさ!(自分で突っ込んでおく)
・これまでの対戦はどうだったんだっけ
初戦は1Qに7:27と走られてしまい、アームストロングにリバウンドを多く取られ(18TRB)、後半追いすがるも6点差負け。
2戦目はリバウンドで逆に圧倒し20点差勝利、
3戦目は概ねスタッツでは負けていないもののターンオーバーからの失点を28点喫してしまい、高確率なシュートを多く打たれて負けた、という結果でした。
・それで今日だけど
アームストロングがおそらく怪我で不在のため、バーレルとレーンの2人で来ると思われ、そうなるとリバウンド数は大阪が多く取ることになると思われます。
インサイドでは大阪有利となると、名古屋としてはGame3のように大阪のガード陣にプレッシャーをかけてターンオーバーを狙ってくる戦いになるのではないでしょうか。
伊藤達哉とスーパールーキー中村浩陸様、笹山と安藤周人のガード対決を制した方が勝利に近づく、と予想。
12月の激戦をくぐり抜け、力を付けた大阪エヴェッサの後半戦に期待しましょう。
まじめ!(自分で突っ込んでおく)